こんな人におすすめ
- アメリカのスパニッシュスタイルの邸宅・インテリアが好き
- 家の内覧シーンや不動産モノが好き
- ブラックコメディ要素のあるサスペンスが好き
- ※ネタバレなしで、作品の魅力を紹介します
作品基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原題 | No Good Deed |
| 配信開始 | 2024年12月12日 |
| 配信サービス | Netflix |
| 製作国 | アメリカ |
| 舞台 | ロサンゼルス(ロス・フェリズ) |
| ジャンル | ダークコメディ、サスペンス |
| キャスト | リサ・クドロー、レイ・ロマノ ほか |
『デッド・トゥ・ミー』のクリエイター、リズ・フェルドマンが手がけた作品です。
1920年代建築の、麗しいスパニッシュ様式の邸宅
物語の中心にあるのは、ロサンゼルスのロス・フェリズ地区にある、1920年代築のスパニッシュスタイルの邸宅です。丁寧に手入れされたこの家を売りに出す夫婦と、購入を希望する複数の家族たちのやり取りが、物語の軸になっています。
タイトルの「麗しの家」が示すとおり、この邸宅そのものが物語の重要な存在感を持っていて、アーチ型の窓やテラコッタの屋根、緑に囲まれた庭など、クラシカルで美しい建築様式を存分に楽しめます。
特に印象に残っているのは、内覧に訪れた家族が、リビングに足を踏み入れた瞬間に見せる作り笑顔のシーンです。本当は他の家族への対抗心でいっぱいなのに、表面上は品よく感嘆の声を上げる、その二枚舌ぶりがブラックコメディらしい皮肉として効いていました。
家を巡る、全く違う3つの家族の物語
この家を買おうとする家族はそれぞれ事情が異なり、誰もが「この家があれば、自分たちの問題が解決する」と信じています。
家の内覧シーンを通して、それぞれの家族の事情や人間関係が少しずつ見えてくる構成になっていて、不動産がテーマの作品らしい面白さを味わえます。
同じロサンゼルスの邸宅が舞台の作品では『リンカーン弁護士』も思い浮かびますが、あちらが法廷という公の場での駆け引きなのに対し、本作は「一軒の家を巡る内覧」という私的でこぢんまりした舞台の中に、各家族のエゴがぎっしり詰め込まれているのが対照的です。個人的には、たった1軒の家に3つの家族の思惑が集中する設定だからこそ生まれる密室劇的な緊張感に、続きが気になって仕方ありませんでした。
ベテラン俳優陣のコメディセンス
主演を務めるのは、『フレンズ』のフィービー役で知られるリサ・クドローと、『Hey!レイモンド』で知られるレイ・ロマノ。シットコムで活躍してきた2人のコメディセンスが、このダークコメディ調の作品にも存分に活かされています。
軽快なテンポで進む場面ではコメディ俳優としての魅力が光り、シリアスな場面ではベテランらしい深みのある演技を見せてくれる、キャスティングの妙も楽しめます。
筆者評価
👗 お洒落度:★★★★★
(スパニッシュ様式の建築美がとにかく麗しい)
😰 ドキドキ度:★★★☆☆
(密室劇的な緊張感がじわじわ効いてくる)
👥 人間関係ドロドロ度:★★★★☆
(1軒の家に3家族のエゴが集中する構図)
まとめ
『ノー・グッド・ディード ~麗しの家~』は、ロサンゼルスの美しいスパニッシュ様式の邸宅を舞台に、家を巡る人間模様を描いたダークコメディです。建築美を楽しみながら、ベテラン俳優陣のコメディセンスも味わえる、見応えのある一作でした。


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