モーリシャス島の絶景リゾートで前を向く。『悩める失恋の処方箋』

映画

こんな人におすすめ

  • モーリシャス島などのリゾート地の絶景に癒されたい
  • 元カレとの再会、三角関係のじれったさを楽しみたい
  • 歌手が主人公の、音楽シーンも見どころの作品が好き
  • ※ネタバレなしで、作品の魅力を紹介します

作品基本情報

項目内容
原題Resort to Love
配信開始2021年7月29日
配信サービスNetflix
製作歌手アリシア・キーズがプロデューサーとして参加
主演クリスティーナ・ミリアン
ジャンルロマンティックコメディ

元カレの結婚式で、歌う仕事を引き受けることに

歌手デビューを目指しながらも、キャリアも恋も思うようにいかず落ち込んでいた主人公エリカ。マネージャーの勧めで、気分転換を兼ねてモーリシャス島の高級リゾートで歌う仕事を引き受けます。ところが赴いた先で待っていたのは、なんと自分を振った元婚約者の結婚式。複雑な事情を抱えたまま、エリカは新婦にも正体を明かせないまま滞在を続けることになります。

特に印象に残っているのは、ビーチで溺れかけたエリカを、元カレの兄が颯爽と助けるシーンです。まさかの人物に助けられる驚きと、そこから始まる新しい関係の予感が、王道でありながらもクスッと笑える演出でした。もう一つ、島の自然公園にかかる巨大な吊り橋を渡るシーンも印象的で、高所恐怖症を隠しきれない元カレの姿と、心理学でいう「吊り橋効果」を意識したような恋愛描写の絡め方が面白いところです。

モーリシャス島の実在リゾートホテルでロケ撮影

この作品最大の見どころが、モーリシャス島でのオールロケ撮影です。エリカの職場となる高級リゾート「サファイア・リゾート」の実際の撮影地は、実在する5つ星ホテル「コンスタンス プリンス モーリス」。劇中に登場するプライベートビーチや、作中の結婚式のようなウェディングサービスも、実際にこのホテルで提供されています。

さらに、物語序盤で主人公がニューヨークで暮らしているように描かれるシーンも、実はすべてモーリシャス島の首都ポート・ルイスで撮影されたものだそうです。吊り橋のシーンは、島の北部にある「ラヴァレデクールール自然公園」で撮影されました。

主人公の歌唱シーンと、有名楽曲の数々

歌手志望という設定のエリカは、劇中で何度も歌唱シーンを見せてくれます。アリシア・キーズの「No One」が物語の始まりと終わりを象徴的に彩るほか、「I Will Survive」(グロリア・ゲイナー)、「Super Bass」(ニッキー・ミナージュ)など、知っている人も多い楽曲が随所に使われているのも見どころです。主演のクリスティーナ・ミリアン自身も歌手としての顔を持っているため、歌唱シーンの説得力があります。

日本からのアクセス

モーリシャス島は日本からの直行便がなく、ドバイなど中東の都市を経由してのアクセスが一般的です。距離はありますが、南半球の楽園として近年注目度が上がっているリゾート地です。

王道ラブコメの中の、ほろ苦さ

同じリゾート地での恋の再燃を描いた作品では『花嫁のママ』も思い浮かびますが、あちらが数十年ぶりの再会で懐かしさが軸になっているのに対し、本作は元カレとその兄という三角関係が絡んでくる分、恋愛模様により複雑さとじれったさがあるのが違いです。個人的には、単純などちらか一方を選ぶハッピーエンドに収まらない、ラブコメにしては珍しい後味のほろ苦さが、逆に印象に残る作品でした。

筆者評価

🌍 景色にうっとり度:★★★★★
(実在する5つ星リゾートの贅沢さがそのまま画面に)

💕 胸キュン度:★★★★☆
(三角関係ならではのじれったさと意外な展開)

👥 人間関係ドロドロ度:★★★☆☆
(元カレ・その兄・新婦を巻き込む複雑な事情)

まとめ

『悩める失恋の処方箋』は、モーリシャス島の実在リゾートホテルを舞台に、複雑な三角関係と有名楽曲を楽しめる一作です。単純なハッピーエンドに収まらない後味の良さも含めて、リフレッシュしたい気分の夜におすすめです。

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